未来の職場の考え方

“すべての人に人間らしい仕事を”を目標としています
:ディーセント ワーク フォー オール

無関心にならない、自分のこころとからだ、そして周りの仲間に

私たちの生活を支えて生きていくためには、仕事を持ち、それによって経済的に自立して社会的つながりを作ることは極めて重要です。今は人生100年となり、仕事をする期間は長くなりました。職場で過ごす事が生き生きとしたものであることが、ますます大切となっています。
このように、職場でのメンタルヘルス(こころの健康維持)は極めて重要になってきたのですが、今私たちの社会をみるとどうでしょうか。
これまでも弱い立場に置かれていることが多かった、若い人たちと女性のこころの健康が心配されます。不安定な状況から、心が負荷を受けて辛いということだけでなく、それをも自覚できずからだの調子を崩している人が多く見られます。
そのため就業状態は不安定なものとなり、悪循環となっています。
私たち未来の職場はこの問題を重く受け止め、若者と女性をサポートしていく活動を始めています。

 

未来の職場は多様性を重視します

多様性は職場からだれひとり取り残さないという考え方

職場でも社会でも、そこにいる人に”そこにいて良い”という安心させるシグナルを与えることができないと、人はそこから動くことができずフリーズして立ち止まってしまいます。そこでは循環やコミュニケーションもなく、会社の発展も限られたものとなります。
強い、弱いといった一面的な捉え方でなく、いろいろなものを有している循環型の、それぞれの個性を活かした職場は、柔軟で生き延びていける(持続可能性がある)と考えるからです。ジェンダー平等は、そのため重要な視点です。

 

目的と活動方針

人は社会や企業の財産(キャピタル)です。
ひとが自分に自信を持って働くことができる職場を目指さなければ、明日への持続性はありません。
違いがあることは悪いことではなく、多様であることは人にとって自然であり、それを否定しすぎると生きていけない人が多くなります。
生きていても苦しいため、生き生きとした活力を持った状態からは離れるからです。
私たちは、明日の職場を担っていく若い人たちのメンタルヘルス対策をさまざまにすることで未来の皆が自分に自信が持てるようにサポートしていかなければならないと考えています。
多様性の重要性を発信していきますが、具体的な方法などはエビデンスに基づいて提案していきます。